糖質制限ダイエットの失敗談
仙台でリハビリをするために整形外科へ通っていたころ、糖質制限ダイエットのために、ご飯やパンなどの主食を一切食べないようにしてみたことがあります。ご飯やパンなど主食になるものには糖質が多く含まれていて、ご飯1杯(150g)を食べれば糖質を55gほども摂ってしまうことになります。もともと主食が好きではなかったこともあり、一切摂らないようにしてみたのです。
糖質摂取量を減らすとカロリー摂取量が減ってしまうので、その分のカロリーをタンパク質や脂質などから摂るようにします。私は肉類が苦手なので、大豆製品、油脂、乳製品などからカロリーを摂るようにしました。
大豆製品でよく食べているものが納豆です。大豆は畑の肉といわれるほどタンパク質が豊富な食品なのです。1食で納豆を2パックほどは食べます。しかし、糖質も含んでいるので食べ過ぎには注意が必要です。
油脂やMCTオイルや亜麻仁油を料理にかけて摂るようにしました。少ない量でもカロリーを摂れる点が便利です。
乳製品は意外と糖質が多いのですが、高タンパクで低糖質なヨーグルトが販売されているので、それを食べるようにしました。
このようにカロリー摂取量には気をつけていたのですが、次第に体調が悪くなってしまいました。頭痛が出たり、倦怠感が出たりしてしまったのです。体が重だるくて、何をするにもおっくうになってしまいました。家事を思うようにこなせず、ほとんどできない自分に罪悪感を覚えました。歩くにも体が重だるくてつらいです。買い物に行くにも苦労をしてしまいました。
極端に糖質を制限することで体に不具合がでてしまったのか、思っているほどカロリーを摂れていなかったためにエネルギー不足で体調不良を起こしてしまったのかもしれません。
ダイエット目的で糖質を制限する場合は、極端に制限をしない方がよいでしょう。極端に制限をしてしまうと体に不調をきたす心配があります。糖質を控えた分のカロリーを他のもので摂るようにすることも、体調不良を起こさないために大切なことです。